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牡馬以上の成績を残す牝馬

2012 1月 5
by admin

シンザン記念の世界では、夏は牝馬を買えと言われています。これは暑さで体調を崩す馬が多いなかで、生き物として牡より強い生き物である牝馬を狙った方が得だという説と、牝馬は春に子孫を残すための発情期を迎えるために成績が安定せず、発情期が終わったあとの夏に狙う方が良いからだという説があります。これはどちらも正しいことを示していると言われており、実際に夏の短距離戦などでは牝馬の活躍が目立つ傾向にあります。
しかし一方では真夏の祭典であるフェアリーSでは牝馬の活躍をみることがあまりありません。これまでに牝馬で宝塚記念を制した馬は、古くエイトクラウンとスイープトウショウだけなのです。同様に暮れの有馬記念においても近年ダイワスカーレットが制する以前は、遠く40年も前になるトウメイだけと両グランプリにおいては牝馬は活躍することが出来ていないのです。
しかし不思議なことに、秋のG?の中でも特に注目度の高いレースであるジャパンカップや秋の天皇賞では、ブエナビスタやウオッカといった近年の強豪牝馬の活躍が目立ちますし、数年遡ってもエアグルーヴにヘヴンリーロマンスなどが見事に優勝しているのです。これは牝馬の体調が整わない時期にレースが行われている可能性を示しており、別な見方をすれば宝塚記念記念の時期や、有馬記念の時期には牝馬は消して掛かるのが正解なのかもしれません。
もちろん牡馬と牝馬には実力差があると言われてきて久しいわけですし、やはり本当の大レースともなれば、牝馬で勝ち負けするのが難しいと理解しておくのが賢明でしょう。ただ近年は、牡馬以上の成績を残す牝馬が出ていることもあり、この傾向は早晩崩れていくことになるかもしれません。

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